『朝活』の始め方と続けるコツ

~『朝活』を楽しくする始め方と続けるコツ~

いつの間にか日の出の時間も早くなり、昼間の時間が一番長い夏至が過ぎました。

 

 

カーテンの隙間から朝日が差し込んで、ゆっくりと自然に、カラダが目覚めてくれる季節でもあります。特に意識をしなくても、「今日は何だかスッキリ早起きできたみたい!」と思う朝はありませんか?

 

 


生活意識の高い人たちのなかでは、いつもよりちょっと早めに起きて「好きなこと(活動)」をしてから職場に向かう『朝活』が静かなブームになっています。
生活のスタートをほんの少し繰り上げるだけで、1日の活動できる時間が増えたような気分になり、心身はもちろん、仕事の効率が上がり、気持ちに余裕が出てくる『朝活』

 

 

朝起きるのが苦手な人や、三日坊主ばかりの人でも、ちょっとした工夫で続けられる『ラクラク朝活』を始めてみましょう!

~『朝活』が注目される理由をご存じですか?~

 

 脳の動きは朝が最も活発と言われていますね!人間の脳は朝目覚めてから約3時間後に活動を始めます。この原理を理解すると、仕事の開始時間にあわせて起床する意識も高まると思います。

 


例えば、朝9時に始業の場合、毎朝6時に起きて身体を動かし始めたり、その時間を使って『朝活』をしながらゆっくりと生活リズムを整えて出勤~

 


これを一週間ほど続けるだけで、決まった時間に自然に目覚めるようになってきます。仕事の効率もUPしますよ!


さぁ、早起きができたら早速『朝活』を実践!夜寝る前に準備しておいた野菜や果物をミキサーにかけて、フレッシュな「スムージー作り」はいかでしょうか?人参やバナナ、ブルーベリーにいちごなど、野菜や果物は旬のものを使い、バリエーション豊富。毎日違ったスムージーが作れますし、朝食にもピッタリ!栄養のバランスや味を工夫したり、あれこれ考えるのも楽しいですね♪ 

 

 

 

~特別なことをしないラクラク『朝活』もオススメ!~

 

朝のスムージー作りはちょっと…という方には、目覚めてからすぐにできるラクチンな『朝活』をご紹介しましょう!まず、目覚めてカーテンを開けたら、たっぷりと太陽の光を浴びます。こうすることで、自然にカラダが「朝」であることを認識してくれます。


これは意外とやっていないことですよね?
その後、軽く口をゆすいだら、常温の水を飲みましょう。この時、冷たい水よりも、常温の方がカラダにやさしく、いつもより多めに飲むことができます。
これだけでも毎日決めれば立派な『朝活』になります。

 


そんな何気ない『朝活』に慣れてきたら、ちょっとそこまでお散歩はいかが?住いの近くを見渡して、小さな公園や川べり、コンビニでもいいでしょう。

 


5~6分歩いてちょうどいい場所をあらかじめ決めておいて、歩いてみてください。「今日はスズメがたくさんいるなぁ」と、街路樹を見上げたり、毎日違った発見が心を癒してくれるかもしれません♪

~たった3分で簡単にできるヨガも『朝活』向き~

 

 ブームといえば、男女問わず人気があるホットヨガ。スポーツジムなどで、湿温度の高い場所で行うホットヨガは、普通のヨガより発汗を促し、効果があがるといわれています。ヨガというと、何か特別なもののような気がするかもしれませんが、実は誰でもどこでも簡単にできるのがヨガの良さでもあるんですよ~

 


朝起きたら、そのままお布団の上で(ベッドの場合は床の方がいいようです)仰向けのまま息を吸って、今度はゆっくりと息を吐きながらぐーーーんと伸び。次にうつぶせになって同じことをします。ヨガは姿勢より呼吸の出し方が大事。

 

ゆっくりと大きくがコツですよ。次に起き上がって、両手足を「大の字」になるように開き、大きく息を吸って、ゆっくり吐いて…。ここまでで約3分ほどのヨガですが、不思議とカラダが軽くなって、次の身支度が楽にサクサクと進みます。

 


家族のお世話で自分のためだけに時間を使えない主婦の方でも、これなら毎日続けられるかもしれませんね!『朝活』そのものが「しなくちゃいけないストレス」にならないようにしましょうね。

昼間に眠くなる『朝活』は要注意!~

 

『朝活』をすると、昼間に眠気に襲われるという人もいます。
『朝活』から4時間後くらいに眠気が来る場合は、眠る時間が遅かったり、たとえ早寝をしても、良質な睡眠をとれてないことに原因があります。

 


「朝活をしていまーす!」と言っても、昼間にウトウトするのは本末転倒ではないでしょうか?『朝活』は、睡眠時間を削ってまでするものでもありませんし、昼間の仕事の効率を上げるためのもの。楽しく『朝活』を続けるために、一番大切なのは、前の夜がポイント!

 


 一流のスポーツ選手は睡眠時間をとても大切にします。プロである彼らは眠るのも仕事の1つと考え、「どうすれば良質な睡眠がとれるか」までが一日のルーティン。睡眠中にカラダの疲労回復と、脳が技術向上の為の情報を整理しながら日々の努力をしています

 

早寝早起きすることで、成長ホルモンが正常の分泌され、免疫力UPや脂肪燃焼のサポート、お肌の新陳代謝を高めます。起きる時間にあわせて、前の夜から眠る準備をしましょう。

 


自分のちょうどいい睡眠時間を考え、それにあわせて早寝をするのはもちろんですが、「睡眠の質」にこだわると、ぐっすりと眠ることができるので、『朝活』をしても昼間に猛烈な睡魔に襲われることはなくなります。

~『朝活』で一番大切なのは『夜活』なのです!~

~朝は早めにスッキリと目覚め、好みの『朝活』を楽しんでから元気に出勤!そして昼も睡魔に襲われることなく、退社時間まで効率のいい仕事がしたい~

これは『朝活』を実践して成功させたいひとの願いでもありますね!『朝活』をしたい人は、夜の過ごし方から見直しましょう!いつもより早めに就寝するのはもちろんですが、退社してから就寝までの時間を大切にしてください。

 


・まずは、夕方にカフェインの入っているコーヒーなどは飲まないこと。
・一駅ほど前で電車を降りて、軽いウォーキング。
・夕食は早めに済ませ、アルコール類は控えめにしてお風呂へ。
・就寝より3時間前くらいから、スマホやパソコンは見ないように心掛けます。
・部屋の中のあかりを落として視神経から入ってくる光の刺激を抑えましょう。

 


この眠るための準備『夜活』こそが『朝活』の成功に結びついているのです!
次の日の朝にいい結果をもたらしてくれます。

「明日の朝活は、本を持って散歩に出かけてみようかな」

静かな夜のひとときは、明日の朝のスッキリした目覚めを意識して過ごしてみてくださいね!

 

 

春の新しいスタートに向けて生活リズムを整えましょう!

時に記録的な寒波が襲来し、全国的に気温の低かった冬も、そろそろ終わりをむかえ、桜の咲き始める3月になりましたね。

3月の弥生といえば、ちょっぴり涙の卒業の季節。今年ご卒業を迎えられた皆さま、おめでとうございます!出会いの先に別れが待っているということを、私たちは人生の中で、少しずつ経験を積みながら、楽しかった思い出を明日の希望にして、心の鍛練をしなければいけないんですね。仲のよかった友人たちとの別れが辛く、ちょっぴり切ないこともあるかもしれませんが、ここは誰もが通る道。ひとつひとつ確実にクリアしていくことで、また新しいスタートが待っていますよ♪

新入学や新社会人、知らない土地への転入など、さまざまな環境の変化が伴うのもこの季節。何となく落ち着かない毎日かもしれませんが、4月から、よりよいスタートができるよう、この時期は体調を整える絶好のチャンス!祝いの席などで夜更かしになり、生活リズムが乱れたままにしておくことのないよう、今からスッキリと整えておきましょう!

『時計に合わせて生活リズム整えましょう』

1.眠る時間にこだわるより起きる時間を決める まずは起きる時間をしっかりと設定して身につけることが大切ですね。起きる時間がバラバラでは、生活リズムが整いませんよ?

2.決まった時間に朝食を食べる 朝食の時間を決めることで、カラダに目覚めのスイッチON!バナナとシリアル、ご飯にお味噌汁と、軽い朝食でも決まった時間にきちんと食べましょうね!

3.昼寝をしない 長すぎる昼寝はかえって身体が重く感じてしまいます。ランチが終ったら、5分から10分、目を閉じてみて。たったこれだけで、驚くほどスッキリ!午後からの仕事や勉強もはかどります。

4.必要な時以外スマホを手にしない いつもスマホを手にしていないと落ち着かない人が増えていますが、スマホを持つのもクセになっていますね。生活リズムの乱れは、この「いつでもスマホ」に原因があるかもしれません。

5.スポーツを楽しむ 新生活のスタートは、とかく緊張を伴うもの。それに体力勝負。軽いスポーツを始め心の筋肉も体の筋肉も準備をしておきましょう♪
時間のない人でも、ウォーキングするだけでカラダがリフレッシュできます!一駅多く歩いてみてはいかがでしょうか?

6.夜は眠るものと心得る 朝からいいスタートを切れると、夜までリズムよく過ごせた充実感があります。けれど、夜遅くまでパソコンを見たり、深酒や脂っこい飲食をしてしまうと、せっかく整えた生活リズムが崩れてしまいます。夜は明日の元気な朝のためにあるんだという気持ちで眠りにつきましょう!

 

 

「朝は早起きをして朝食を…」というのが一般的でしたが、それではちょっと遅いかも。朝きちんと目覚めるためには、『前夜からの過ごし方をきちんと考える』ことに尽きるのです。

これは、世界で活躍するビジネスマンも実践している方法で、いかに良質な眠りになるのかを考えながら、昼間にすべきことをリズムよくこなしていくというもの。睡眠不足で目覚めた朝に、朝食を摂りましょう、軽いストレッチをしましょうといっても、なかなか難しいのは、そこにあったのです。

『考え方ひとつで、気持ちに変化が出ますよ♪』

はじめは慣れないかもしれませんが、一日のはじまりは朝ではなく、夜からのスタートに。眠りをおろそかに考えないことが、能力を発揮する最短の近道ということかもしれませんね。

お休みだからといって、昼までゴロゴロ、特にすることもないと言いながら、夜は妙に目が冴えて友だちと夜遊びに興じる…なんてことは、するなとはいいませんが(笑)とにかくちゃちゃっと終わらせましょう。

4月からのフレッシュスタートができるよう、今から準備です!夕食が終ったら、少し早めにお風呂に入り、スマホも置きましょう。まぶしい光が目に入らないように、部屋の明るさを少し落として、軽いストレッチや読書もいいですね。

「明日の朝は、野菜たっぷりのお味噌汁を…」と、材料の準備でもいいでしょう。

実はこの『朝のお味噌汁』が大切なキーワード!

そのお話は、また来週~♪

 

 

睡眠不足自慢は危険

仲間内で、よく耳にする

「仕事が忙しくて寝る時間がない」や「これだけしか寝てない」自慢

自慢とまでいかなくても、つい「寝てない」話題があがって「それだけしか寝てないの!すごい」みたいなおかしな方向を賛美したりしていませんか?
でも、それってどうなんでしょう?!
とかく日本人は、睡眠についてものすごく軽視しているのではないでしょうか?
そしてそれが原因なのか、ストレスやうつになるという健康不安を訴えるひとが増えてきているという…。
関係性がないとは言い切れませんよね?

そんな負のスパイラルに陥らないためにも、眠りというものをここでしっかりと見直して、毎日の健康のために大切にしていきたいです。

 

本当に仕事ができるビジネスマンは「朝の目覚めからその日の夜の眠りにつくまでを考えて一日を過ごしている」と言います。
しっかり眠ることも仕事のひとつだとするライフスタイルなのですね。

 

 

では、良質な睡眠をとるにはどうしたらいいのでしょうか?

 

増えている不眠症。日本人の生活様式が大きく変化し、戦後最も睡眠時間が短くなりました。それに伴って国民の4人に1人は睡眠障害を抱えています。

出典ソムノクエスト株式会社/睡眠

 

 

睡眠時間の短縮から不眠につながって、それがなかなか治らないとなると…。
寝不足が引き金になって、生活のバランスや仕事まで、さまざまな影響が出てくるかもしれません。
最近どうも仕事で失敗ばかりしてしまうというひとは、睡眠時間や睡眠の質に問題があるのかも  💡

 

「眠らない日本」夜に働いている人も多くなりました。工夫次第で不眠は防げます。

 

 

24時間眠らない社会になり、運送会社・医療関係・コンビニエンスストアなど、交代制勤務に従事する人も多くなっています。

夜勤明けの睡眠は『質』が良くなるように、遮光カーテンはかかせませんね。
電話や玄関チャイム等で目覚めないよう電源を切るなどもお忘れなく。

午後には目覚めて元気に出勤。
昼夜逆転の生活でも、夜勤明けは通常の眠りにつけるようリズムを整えてください。

夜勤に慣れているからといっても深夜2時ー4時の誰もが強い眠気に襲われる時間帯は
ミスや事故が多く発生しています。
大きな事故につながるよりは仮眠や数分、目を閉じるだけでも効果的なのです。

「自分は大丈夫タイプ」女性に多く、不眠症に近い危険なタイプ

 

「眠らなくても大丈夫」と思うこと自体が危険のはじまりなのかもしれません。
睡眠をおろそかにした結果が、肥満や精神不安、やがて美容にも大きな影響を及ぼします。

 

 

どんな高い美容液をつけるより、良質な睡眠には敵わないのです。

 

 

十分な睡眠をとらないまま、いくら美容に心がけても肌は正直。美容液を吸収する力は肌の回復力は良質な睡眠から。ぐっすり眠るには、「自律神経」を整えてくれる栄養素がたっぷりの食事を摂りましょう。

 

 

例えば「豚肉」のビタミンB1、「納豆」に含まれるビタミンB12は、眠るための自律神経を穏やかに整えてくれますよ。また、ビタミンB12は「チーズ」にも豊富に含まれています。チーズなら手軽に食べられますね!フレッシュなサラダと一緒にめしあがれ。

仕事が上手くいかない人は、慢性的な不眠が影響しているかも。

睡眠不足は仕事や学習の能率を低下させ、労働災害や交通事故のリスクを高めます。さらに、生活習慣病やうつ病、認知症の発症と深く関係しています

出典睡眠学講座 中部大学生命健康科学研究所 宮崎総一郎

 

「眠りで日本を元気にする」という、宮崎総一郎先生の理念。日本人がおろそかにしがちな睡眠の重要性、正しい睡眠知識の普及が急がれますね。

デキる人は、「睡眠」もすごかった!

出典デキる人は、「睡眠」もすごかった! 「MBA×コンサルタント」の医師が教える快眠戦略|一流の睡眠|ダイヤモンド・オンライン

 

 

MBA×コンサルタントの医師が教える快眠戦略は、
『翌日のパフォーマンスを最大化するためには、就寝時間を「1日のスタート」とするべき』
朝からのスタートではなく、その日の夜の睡眠から明日の成功が始まるだなんて!
目からウロコの発想ではありませんか?
絶対に間違いの許されない世界で働く医師の睡眠リズムにも
見習いたいことがありますね!

 

 

休日の「寝だめ」はかえって逆効果。いつもと同じ時間に起きてちょっぴりお昼寝で解消!

残業が続いた週の休日はお寝坊をせず、いつもと同じ時間に起きて、朝食を頂きま

しょう。

午後に『短い昼寝』を楽しんでください。
ここでガッチリと眠ってはかえって逆効果でカラダが重く感じますよ。

気持ちは疲れていてもゴロゴロせずに、夕方からは軽い運動をして身体を適度に疲れさせるとのと同時に代謝を上げましょう。

夕方に代謝を上げる体温を高くしておくと夜になるまで自然にクールダウンされ眠る前に体温が下がり始め寝つきやすくなります。

良質の眠りには体温の調節が大切なのです。

 

 

朝にお味噌汁をいただくのは理にかなっています。

出典その日の睡眠は朝につくる!朝に○○を食べることで、夜の睡眠ホルモンが分泌されるんです![カラダノート]

 

 

朝にお味噌汁を飲んでいますか?
睡眠をよくしたいと考えている人は、ぜひ朝にお味噌汁を飲んでみてください。
朝食はパンの方も、インスタントのお味噌汁を一杯いかがですか?
お味噌に含まれるトリプトファンを朝に摂ることが
その日の夜の穏やかな眠りを助けてくれるそうです。

 

すっきりした目覚めで今日も素敵な一日を♬