9月3日は秋の睡眠の日
毎朝のお目覚めはいかがでしょうか。
夏休みもそろそろ終わりを迎え、酷暑の中で働いた人も、冷房の中で働いた人も、身体の不調を感じ始める頃ではないでしょうか。
9月3日「秋の睡眠の日」
全国ではこの日にあわせて、よりよい睡眠のために啓もう活動が行われています。
「秋の睡眠の日」にあわせて、良質な眠るための豆知識をわかりやすくご説明しますね!
日本人の睡眠時間は約470分ほどで、世界的にみても、慢性的な睡眠不足の国。勤務時間の長さや、十分な余暇がとれないことが、主な原因といわれていますが、私たち自身が睡眠を大切に考えていない結果なのかもしれません。
季節の移り変わりをむかえる秋になっても、カラダが夏の状態に慣れたままになっているので、睡眠時間は短く、酷暑の疲れも出てきて、日中に眠気を覚えてしまうのだそうです。
これは自然現象なので病気ではありませんが、昼間の眠気や夜の不眠は辛いもの。
「睡眠の日」は、毎日の生活習慣や、栄養の摂り方など、様々な視点から睡眠を見直してみましょう!
「昨夜ちょっと飲みすぎて…」
「布団に入ってからスマホでメールチェックをしていたら眠れなくなってしまい…」
眠れない原因は、知らず知らずに自分で作っていた!ということのないようにしたいもの。
うっかり朝から『ダル重』の方に、簡単なリセット方法をご紹介します。
朝の目覚めには、一杯のお味噌汁!
忙しい朝でもインスタントのお味噌汁一杯いただくだけで、身体はスッキリと目覚め、その日一日快調に仕事や勉強がはかどります。
味噌汁の中に含まれている大豆は、たんぱく質が多く、栄養も豊富。
ビタミンB1やトリプトファンを摂ることができます。
このトリプトファンは、精神を安定させる「セロトニン」を生成し、睡眠ホルモンの「メラトニン」の原料になるんですよ♪
飲みすぎた翌日の脱水気味のカラダに、ほどよい塩分も補給できますね。
メラトニンは、朝目覚めてから14~15時間後に分泌されるといわれています。メラトニンの分泌が高まると、休息の適した「深部体温の低下」が促され、自然に心地よい眠りを誘います。
トリプトファンの多く含まれるお味噌汁を朝に摂ることによって、身体のセロトニンが増え、夜になる頃には十分なメラトニンが分泌されるというわけです。
日本人は古くから、この大豆の素晴らしさを食生活に取り入れてきました。
大豆たんぱく質は、眠りのホルモンであるメラトニンを分泌するだけでなく、健康な身体作りにかかせない必須アミノ酸が多く含まれ、血中コレステロールを抑えたり、肥満の改善にも一役かってくれます。
大豆って、何だかとてもありがたいお豆ですね!
その大豆で作られた食品もさまざま。生活スタイルに合わせて積極的に取り入れてみませんか?
朝は炊きたてのホカホカご飯にお味噌汁、たまご焼きもいいですね。
納豆やお豆腐も大豆製品です。豆乳も女性には人気の飲み物。
手軽に大豆の栄養を摂ることができます。この豆乳を使ってスープを作ってみるのはいかがですか?
根野菜を入れるといっそうおいしくなりますので、今日はカボチャを入れてみましょう!
材料は
かぼちゃ100g 豆乳(成分調整)150㏄ お味噌小さじ2 コンソメ顆粒小さじ1 水300㏄
作り方はカンタン!!
お鍋に、小さく切ったかぼちゃとお水、コンソメ顆粒を入れてコトコト10分。材料がやわらかくなったらお味噌を加え、最後に豆乳をいれてさっと火を通すだけ!\(^o^)/
たったこれだけで眠りにいいお味噌と豆乳が入ったおいしいスープができますよ♪
朝の目覚めには大豆パワーをおいしくたっぷりと!
毎日、心がけて『朝に!』大豆製品を食べるのが、快眠エクササイズのスタート♪
9月3日の「秋の睡眠の日」からでも遅くはありません。
今日から食生活を工夫して、秋の夜長にスヤスヤ~と気持ちよく眠りにつきましょう!