ホルモンバランスを整えましょう

毎日のように暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしですか?

 

夏バテぎみの方もたくさんおられることでしょう。季節が変わり、気温の変化に伴って、身体の様子がいつもと違う…。

夏バテではなさそうだ…。

朝からの倦怠感やダルさには、ほかの要因が隠されているかもしれません。

 

例えば女性特有のカラダの変化の代表格といえば更年期。

この言葉を聞いて良いイメージは浮かびませんね。

最近では、男性でも、ある一定の年齢を迎えると、更年期になる人もいるそうです。

 

 

悲しいかな世間様からすれば、更年期=ヒステリーおばさんではないでしょうか?

いつもは優しい女友達が急にトゲトゲしくなる。

ひょっとすると彼女もホルモンのバランスが崩れていたのかもしれませんね…
 イライラ・倦怠感・ホットフラッシュ・不眠etc…。

 

できれば無関係で過ごしたい!

 

アラフィフ世代が「若い頃と何か違う」と感じたら、更年期という言葉を当てはめて、なかば諦めの境地という人も…。

 

更年期の症状としてよくあるのがホットフラッシュ。

突然何の前触れもなく、身体が熱くなり、汗が噴き出てきます。

このホッとフラッシュが始まると、夜中になんども目覚め、症状は日々深刻になってゆきます。

実は私にも、この症状が出始めてしまったのです。

 

最初は夜中だけだった【布団を蹴りあげるくらい】汗ばむホッとフラッシュが、夕刻、昼間と感覚が短くなってきました。

しだいに身体の不調に困り果てていた私は、婦人科で健診と血液検査を受けてみることに。

結果は、立派(笑)な更年期に突入したことが判明!

先生と相談した結果、ホルモン剤を摂取することに決めました。

諦めないで、その不調。まずはお医者さんに相談です。

 

ホルモン投与といっても私の場合はテープをお腹あたりに貼るだけ。2日に一度張り替えるというタイプです。

 

更年期治療で女性モン剤投与をすることによる副作用に悩む女性は多いらしいのですが、私の場合は特に副作用もなく、効果がありました。投与に関して全く悩む必要なんてなかったというくらいです。

 

もちろん人それぞれでしょうけれど、具合が悪く感じたら投与を止めて、また違う方法での治療もあるそうですし。

テープを貼り始めてから10日ほど過ぎましたが、昼間や夕方のホットフラッシュを感じることはなくなり、夜中に少し寝汗をかいて目覚めますが、直ぐに眠りに落ちることが出来ています。

 

ホルモンバランスが崩れているので、睡眠健康指導士として快眠法の知識はあまり役立ちません。

 

中途覚醒時、気休めについテレビをつけたくなりますが、余計に目が覚めてしまうので止めるようにしています。

 

結婚してから仕事・家事・子育てと忙しい毎日を過ごしてきたのですから、身体が悲鳴をあげても仕方ない世代に差し掛かったということでしょう。

 

この更年期

「ちょっとこの辺で、ゆっくりしてみませんか?」という合図なのかもしれません。

 

 

更年期症状も人それぞれですので、他人に相談しても比べようがないのですから意味がないことです。

 

婦人科で健診・血液検査をしてもらい、身体の状態をきちんと受け止め、治療をはじめましましょう。

 

今はこうして、体調も改善されてきたので、安心しながら元気に仕事をしています。

 

この機会に、ヘルシーな食事・運動・快眠を心がけ、楽しく人生の後半戦を過ごして行きます。

 

 

ホルモンバランスを整えるために積極的に摂りたい食品

 

ホルモンバランスを整えるためには、ホルモンによい影響を与える食品を摂る必要があります。

 

ホルモンのバラン スが乱れると女性特有の疾患を発症する危険性もあるの で、健康のためにこれらの食品は積極的に摂取したいですね。

 

※疾患(しっかん)とはいわゆる病気の事です。

 

 

大豆食品全般(大豆イソフラボン)

 

豆腐や納豆などの大豆製品に含まれる大豆イソフラボ ンは女性ホルモンと同様の働きをし、ホルモンバランスを 整えます。

豆腐製品は、手軽に食べることができて、なおかつヘルシー。

豆乳をベースに、季節の果物をたっぷり入れたスムージーを作ったり、楽しみながらイソフラボン摂取をしてみてください。

近所のスーパでおからの粉を見つけました。
ヨーグルトに混ぜて食べると、ダイエットにも効果がありそうです!

 

 

おから粉 雪花菜粉 京とうふ 藤野

 

 

マグロ、カツオ(ビタミンB6)

 

マグロやカツオなどの魚類に多く含まれるビタミンB6は 、女性ホルモンひとつであるエストロゲンの代謝に働きかけ 、ホルモンバランスを整えます。

 

またマグロなどに多く含まれている鉄は、貧血防止や安眠に効果もあるそう。お刺身はもちろん、醤油漬けにしてマグロ丼にしたり、フレッシュなオイルをかけてカルパッチョにしたりと、マグロはアレンジがしやすい食材。

 

バリエーションを変えてたっぷりと召し上がってくださいね。

 

 

 

 

アーモンドなどのナッツ類(ビタミンE)

 

脳下垂体や卵巣に働きかけてホルモン分泌をコントロ ールします。ホルモンバランスを整えるとともに、高い抗酸 化作用で美肌にも効果を発揮します。近年、とみに見直されているのがこのナッツ類。海外のセレブたちもこぞってナッツを食べています。

 

携帯にも便利でいつでもどこでも手軽に食べられますね!

 

軽く砕いて、サラダのトッピングにしても食感が楽しくておいしいですね。

 

アボカド(マグネシウム、ビタミンE、ビタミンB、葉酸、 食物繊維、カリウム)

 

ホルモンを維持するのに大切な成分が豊富です。ビタ ミンBには女性ホルモンの代謝を促しホルモンバランスを整 える働きがあります。

 

アボカドがたっぷり入ったサンドイッチはおいしいですよね!

 

バナナもカリウムやマグネシウムが豊富。

 

ストレスや冷え性にもいいセロトニン・眠りのホルモンの素トリプトファンも含まれていて、1本あたり約80カロリーというヘルシー食材!

 

毎日の朝食にもぴったりですね!

 

ココナッツオイル(ラウリン酸)

 

ホルモンの生成に重要な働きをします。

ココナッツオイルは腸の中の食品添加物などの化合物の汚れなどを掃除して小腸が正常に動き出します。

 

便秘の解消にもなりますね!便秘が長期的に続いてしまうと、肌荒れやイライラ、そのストレスから肥満にもつながってしまいます。

またココナッツオイルは主成分が中鎖脂肪酸のため、コレステロール値を上昇させることがほとんどないというすぐれもの。

 

お店に行くとたくさんのココナッツオイルが売られていますが、中でも効果が高いのは、「エキストラヴァージンココナッツオイル」。

 

パンに塗ったり、サラダにかけたりと、こちらも工夫次第でいろんな食べ方ができそうです。

 

 

 

バター(脂溶性のビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタ ミンK2)

 

 

脂肪分が多いバターは、食べると太るかもしれないと敬遠されがちですが、実は他の栄養素(ビタミンAやビタミンB、ビタミンK2、カルシウムなど)も含まれています。

 

ビタミンKは正常な止血をする効能や、骨の形成に関わる補酵素としての役割があり、ホルモンの構築に必要な脂溶性のビタミンなのです。あまり油抜きの食事では味気ないですよね。

 

バターは食べ過ぎてはいけませんが、アスパラなどの野菜を炒めたり、お料理の味をマイルドにしたりする「かくし味」に使ってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

卵黄(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタ ミンB6、ビタミンB9、鉄、カルシウム、カリウム、リン、コリン)

 

 

卵には、多くのビタミンや必須アミノ酸がバランスよく含まれている総合栄養食品。免疫力をアップしたり、脳機能の活性化、アルツハイマーの予防にも効果があるといわれています。

 

また生殖器系、身体全体のホルモンバランス、さらに、肌の健康を維持 するのに不可欠な成分が豊富!

 

また、卵にはメチオニンという必須アミノ酸が含まれており、体の老廃物や毒素などを排泄してくれます。

ビタミンA、B6、Eなど卵に含まれているビタミン群は活性酸素の発生を抑え、身体を若々しく保ってくれますよ。

 

これらの栄養素の他に、コラーゲンも含まれているので、美肌にはもってこいの食品なのです。

 

 

更年期に負けず、少しずつホルモンバランスを整えて、気分もカラダもスッキリと!加齢は華麗に変身させて、毎日イキイキした時間を過ごしましょう。

一日元気に過ごせたら、自分へのごほうびもお忘れなく。

ぐっすりとイイ~睡眠が一番のサプリメントなのですから (^_-)-☆